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論文

菌類(キノコ)の放射性セシウム濃縮機構解明に向けた分子シミュレーション技術の研究開発; 量子化学計算によるキノコ色素分子の錯体形成におけるセシウム選択性の定量的評価

数納 広哉; 町田 昌彦

RIST News, (66), p.3 - 16, 2020/10

原子力発電所事故により環境中に放出され陸域に降着した放射性セシウムは、森林内において、地衣類や菌類等に蓄積・保持されることが知られている。特にキノコにおいては、その傘部分に放射性セシウムの濃縮が観察され、セシウムイオンは傘の色素分子と錯体を形成すると考えられている。本研究では、キノコ色素分子の代表例としてノルバジオンA分子に着目し、最新の量子化学計算手法を用いて、水溶液中でのアルカリ金属イオン錯体の分子構造と錯体形成におけるセシウムイオンに対する選択性(他のアルカリイオンとの錯体形成自由エネルギーの差)を評価した。その結果、アルカリ性の水溶液中で、ノルバジオンAはセシウムイオンと選択的に錯体を形成することが分かった。この計算結果は、キノコにおける放射性セシウム濃縮の謎を解く鍵になると考えられる。

論文

Di-triton molecular structure in $$^{6}$$He

秋宗 秀俊*; 山県 民穂*; 中山 信太郎*; 有本 靖*; 藤原 守; 伏見 賢一*; 原 圭吾*; 大田 雅久*; 塩川 敦子*; 田中 正義*; et al.

Physical Review C, 67(5), p.051302_1 - 051302_4, 2003/05

 被引用回数:27 パーセンタイル:80.33(Physics, Nuclear)

t+tの分子的構造を持つ共鳴が$$^{6}$$Li($$^{7}$$Li,$$^{7}$$Be ${it t}$)$$^{3}$$H反応で発見された。励起エネルギーは18$$pm$$0.5MeVで、幅は7.7$$pm$$1.0MeVであった。崩壊分岐比としては90$$pm$$10%でほぼ100%がt+tに崩壊していることがわかった。

論文

Coordination chemistry of neptunyl(V) compounds by means of Moessbauer spectroscopy

佐伯 正克; 中田 正美; 中本 忠宏*; 正木 信行; 山下 利之

Journal of Alloys and Compounds, 271-273, p.176 - 179, 1998/00

 被引用回数:4 パーセンタイル:39.22(Chemistry, Physical)

Np(V)のマロン酸、ギ酸、グリコール酸、酢酸及び安息香酸塩を合成し、$$^{237}$$Npメスバウア分光法を用いて、Np周りの配位子の状態を化学的に探求した。マロン酸、ギ酸及びグリコール酸塩は構造が調べられており、いずれもNp周りに酸素が7つ配位している。これらの化合物のメスバウアスペクトルは1成分であり、その異性体シフトの値は、-18.6から-18.9mm/sであった。一方、酢酸及び安息香酸塩のスペクトルは2成分からなり、その異性体シフトの値はそれぞれ-19.4と-13.2及び-19.4と-10.8であった。何れの化合物においても2成分の強度比の温度変化は認められず、内部磁場の大きさも異なること等から、酢酸及び安息香酸塩中のNpには2つのサイトが存在し、その1つはNp周りの酸素が7配位であり、もう1つのサイトは8配位であると結論した。

論文

耐放射線性高分子材料

貴家 恒男

講演要旨集,第42回高分子夏季大学, 0, p.86 - 89, 1994/07

核融合炉、宇宙環境で使用される高分子材料はきわめて高い耐放射線性が要求される。主鎖が全て芳香族単位で構成された全芳香族高分子の耐放射線性と芳香族単位の分子構造との観点から、これまで原研で得られた結果を中心に耐放射線性高分子について解説する。また、劣化・損傷機構について総合的に述べ、新しく開発された高分子の結果についてもふれる。

報告書

液体四塩化炭素についての飛行時間法中性子回析

坂本 正誠

JAERI-M 84-121, 17 Pages, 1984/07

JAERI-M-84-121.pdf:0.5MB

液体四塩化炭素について原研リニャックによるパルス中性子を使って測定した飛行時間法中性子回折像を、液体四塩化炭素の分子構造模型から予想される散乱関数式と最小ニ乗法によるフィッティングによる解析を行った。結果として炭素と塩素、塩素相互の原子間距離として来々1,742A、2,816Aの値を得た。

報告書

ポリ(フッ化ビニリデン)の放射線による橋かけ反応に関する研究

幕内 恵三

JAERI-M 7142, 76 Pages, 1977/07

JAERI-M-7142.pdf:2.28MB

ポリ(フッ化ビニリデン)(PVdF)の放射線による橋かけの効率に影響をおよぼす諸因子の解明を目的として、PVdFの放射線照射効果について系統的な検討を行なった。PVdFの橋かけ効率に対する照射条件(線量率と照射囲気)の検討から、PVdF自身の物性(分子鎖構造と分子鎖の運動性)の検討から、PVdFの橋かけを促進するには、頭-頭結合等の異種結合の多いPVdFを選び、真空中50$$^{circ}$$C以上で、しかもフッ化水素吸収剤との共存状態で照射すればよいことが判明した。また、溶液中では主鎖切断のみが起こり、橋かけしないことも明らかになった。さらに積極的に橋かけを促進するには、多官能性モノマーの添加が必要であり、このモノマーはPVdFとの相溶性および熱安定性を考慮して選択する必要があることを指摘した。橋かけしたPVdFの高温における強度から、放射線橋かけによるPVdFの耐熱性向上の見通しを明らかにし、実用的意義を明確にした。

口頭

Vibrational sum frequency generation spectroscopy for interfaces of lanthanide and actinide solvent extractions

日下 良二

no journal, , 

金属イオンの溶媒抽出において、金属イオンは必ず油相と水相の界面を通過する。金属イオンの抽出を促進する抽出剤は界面活性であることから、界面で重要な働きを担っていると考えられる。我々は、ホモダイン検出法とヘテロダイン検出法の振動和周波発生分光法を使用して、ランタノイドとアクチノイドの溶媒抽出の界面の分子構造を調べている。抽出剤の配位基と界面の水のOH伸縮の振動信号により、界面で形成される抽出剤とランタノイドおよびアクチノイド錯体の分子構造が明らかとなり、油相と水相の間のランタノイドおよびアクチノイドの相間移動機構の一端が見出されるようになった。

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